ちょび永眠
ちょびは6月13日午前9時25分にお空に旅立ちました。

6月14日(金)にお葬式も挙げることができました。
最後はちゃんと私に飼い主の責任を果たさせてくれました。
今まで応援そして見守っていただきました皆様本当にありがとうございました。

暑かったのか、隠れ家から出ていました。
ちょびはオシッコとウンチをちゃんとシートの上でしてました。
トイレや隠れ家の掃除をした後、お風呂場での水飲みはお昼の恒例でした。
12日も籠に横になった状態でお風呂場に連れて行って
私の親指から水が滴るようにしてお水をあげました。
最初は〝イヤイヤ〟してましたが、
「そうだ。お水は飲まなきゃ!」と思っていたのか、
私を安心させる為に飲んでいたのか分かりませんが
弱り方にしては「良い飲みっぷり!」と私は思いました。
お昼休みが終わって帰社してから
体力も弱ってきてたけどまだ歩いてました。
だけど、私の中で週末は迎えられないだろうな…と感じてました。
そして12日の夜11時頃私はちょびにちょっと厳しい話をしました。


あのさ…
分かってるかもしれないけど、てんてんとちょびはお別れしないといけないんだって。
んで、その時間がどんどん近づいてきてるんだぁ。
だからもうね…頑張らなくて良いから。
「てんてんの為にお水飲まなきゃ!」とか
「ちゃんとトイレはシートでしなきゃ!」とか
「自分でしっかり歩かなきゃ!」とか…
もう、そんな事は全然頑張らなくて良いから。
だけど…良い!一つだけ、てんてんとの約束を守って欲しい事があるんだ。
ちょびとてんてんは二人暮らしでしょ!
だからてんてんはお昼は留守にしちゃう事が多いし、それは仕方がない事。
分かってるよね!
他の事は全部頑張らなくて良い!!だけど、絶対にてんてんの帰りは待ってる事!!
これだけは絶対に頑張って欲しいんだ!!
明日(13日)も一人でお留守番しててね。
ちょび、しんどい時にこんなお話してゴメンね。
私は亡くなる前日の夜に、
ちょびに対してこんな厳しい事を要求してしまいました。
6月12日 夜の様子

こんな表情で、私の話をどんな気持ちで聞いていたんだろう。。ゴメンねちょび!
そして13日(木)の朝も隠れ家に居ました。
私は仕事に行く準備をして家を出る10分位前に〝ゴトン!〟と音が。
見に行くとちょびが隠れ家から出てトイレに行くところでした。
ヨロヨロしてちゃんと歩けなくて…
歩きながらオシッコしてたけど、ちゃんとシートの上。
もぉ~頑張らなくて良いって言ったのに。
そして、また隠れ家に自分で帰っていきました。
私が「ちょびえらいね!ちゃんとシートでオシッコしたんだぁ~!」なんて話しかけながらトイレの掃除をしてちょびから目を離してウロウロしてました。
で、仕事に出る…多分2.3分前位かな?隠れ家からまた「コン!」という音が…
行って見ると、隠れ家のちょびの呼吸がおかしい!
慌てて狭い隠れ家からちょびを引きずり出して床に寝かせて…
その時ちょびは痙攣?ひきつけ??が始まってたのかな?
「コン!」って音はちょびのひきつけの音でした。
私はヨダレが気管に詰まって呼吸が出来ないのか?なんなのか?
頭を下げてヨダレを出そうとしてみたり、逆に頭を上げて流し込もうとしてみたり…
もぅ、どうすればいいのか分からずオロオロでした。
だけど、「あっ!もうお別れの時間なんだ」って私の中で覚悟して見守る事に。
身体を優しくナデナデしてました…でも、なんと声を掛けて良いのか分からず。
大丈夫だよとか…平凡な事しか言ってあげられず。
ちょびが最後のトイレに行ってから30分間位の出来事でした。
苦しそうな呼吸。。時間が経つにつれて顔を後ろに〝ぐっ〟と反らして呼吸したり
両手を思いっきり伸ばして指もいっぱいに開いて〝バタバタ〟させながら
〝ゲコッ!〟と引きつけながらの呼吸。。苦しそう…
この闘病生活の中で、痛そうとか苦しそうと言う素振りは感じられなかったのに
なんで最後の最後にこんな思いをするのか!
もっと安らかにスゥーと眠って欲しかったのに。
そして6月13日 午前9時25分…私の元から旅立ってしまいました。
ちょびは前日の夜の約束をちゃんと守ってくれました。
私がもうすぐ家を出ると感じて
「ボク、今日1日…一人でお留守番するのは無理だ!」と思ったんでしょう。
でも前日に約束をしたし、その約束は守らなきゃ!と思って
私を引き止めたんだと思います。
私はちょびと二人暮らしをしてから
私がちょびの面倒を見てるつもりでしたが
全然…私がちょびから面倒を見てもらってた気がします。
前職場が毎日忙しく体力的にも精神的にもきつかった。
でも、ここを最後の職場!と考えてた私。
だけどちょびは「それはダメ!」と私に転職を考えさせた出来事。
それが約2年前の腸腺ガンでの闘病生活。
きっと…
「てんてんその職場はダメ!病気になっちゃうよ!僕だってホラ、いつまでも一緒に居ててんてんを癒してあげられなくなる日がくるんだよ!」
と身を挺して教えてくれて。。
そこで私が転職を考えて、去年の11月に今の職場に転職。
まだ職場に慣れてないうちはちょびは元気で私を癒してくれてました。
そして4ヵ月後の3月にちょびの体調がおかしくなって。。
原因を調べるが分からなかった3月~4月上旬。
4月中旬にガンだと分かって。。
「てんてん…てんてんはもうボクが居なくても大丈夫だね!今の職場は大丈夫だから頑張れ!」
って言われているような気がしました。
そしてご飯を食べなくなった5月19日から約3週間。
ちょびはだんだん私との距離をとるようになりました。
ある一定時間居間で過ごすと隠れ家に隠れに行ってしまう。
それはちょびの私に対する思いやり…
ちょびが居なくなった時の悲しみを少なくする為に
私の視野から消える時間をだんだん多くしてくれたんだと思います。
なんか、これは私の勝手な思い込みかもしれないと思うけど…全ての事が。
ちょびは本当に完璧な幕引きでした。
全てにおいて私に面倒を掛けないように
引きつけを起こす2.3分前に…自分でトイレに行くかな??普通!!
もういいやん!!
そこは頑張らなくても、私に甘えてくれれば良いのに!!ちょっと寂しかった。
ちょびへ…
なんて言って良いか今全然わからないんだけど…ありがとうね!
出会ってから15年間。
全力で私を守ってくれてありがとう。だから私はここまで頑張れたよ。
これからはきちんと自分で人生を歩ける様に頑張るよ。
でも、きっと判断を間違えそうになることがあると思うんだ。
その時はまた導いてね。。
なんか頼りない飼い主でゴメンね。もっと私がしっかりしていれば
ちょびものんびり〝のほほぉ~ん〟と過ごせたんだろうね。
今はもう調子悪いところはないでしょ!!
私のお母さんもそっちに居るから、しばらくお母さんと一緒に居ると良いよ!
それと犬のマロンも居るし。
会った事はないと思うけど、動物同士さっ!仲良く遊びなっよ!
私もそのうち行くからさっ。
そしたらまた一緒に暮らそうね。
本当に楽しかった。安らかに…
亡くなったちょびは本当に綺麗な…
死んでるとは思えない穏やか表情やふわっとした毛質と毛艶。
本当に綺麗でした。
13日の9時25分になくなって、14日はじっくりお別れして
15日にお葬式をしたいと思っていたのですが
最近は暑いし、時間が経つとやはり自然に戻ろうとするという事で
綺麗なまま旅立たせてあげたほうが、向こうの世界で
「お前、きちゃないなぁ~」って言われないかな?と思って14日にお葬式を挙げました。
遺影写真は↓にしました。

5/19から食べられなくなったから
元気になった今は、好きなものをモリモリ食べて欲しいと思って!
私とちょびを応援してくださった皆様。
本当にありがとうございました。
みなさんのお陰でちょびも私も励まされながらここまでやってこれました。
調子が悪くなってからマメに更新してきました。
これは次に調子が悪くなった時の参考に!と思って最初は書いてましたが
これがちょびの最期の日記となるとは…
途中からは、ちょびが頑張って生きた証を忘れるべからず!と言う思いで
日々の様子を書きました。
ここまで応援してくださった皆様に図々しいお願いとは思いますが
「ちょび!」という猫がここに居たという事を、
記憶の片隅にでも留めて下さったら嬉しいです。
本当に今までありがとうございました。